腰椎分離症
- 体を反らせたり、重いものを持ち上げると腰が痛い
- お尻や太ももが痺れる
- 夜間に痛みが強くなり、何度も目覚めてしまう
- 痛みを避けるために猫背や反り腰になってしまう
- 痛みで家事や仕事が思うようにできない
腰椎分離症とは
腰椎は、腰の部分にある5つの骨の総称です。下半身を支えたり、前かがみや体をひねる動作をスムーズにするといった役割があります。
腰椎分離症とは、5つの骨のうちの1つである椎弓(ついきゅう)と呼ばれる部分が分離してしまう状態のことをいいます。疲労骨折が原因といわれており、ジャンプや腰をひねる動作などの腰椎に負担がかかるスポーツをしていて発症することが多く、成長期のスポーツ選手に多くみられます。
特定の競技ではなく、野球やサッカー、バレーボール、ラグビー、柔道など多くのスポーツで発症します。
主な症状は?
- 重いものを持ち上げた時や、体を反らす動作で腰が強く痛む
- お尻や太ももの裏側、外側に痛みが生じたり、痺れる
- 足(ふくらはぎや足裏)に痛みが生じたり、痺れる
- 運動中に腰や下肢に違和感や痛みがある
- 立ったまま、座ったままでいると腰や下肢が痛む
原因は何?
- ジャンプをしたり、腰をひねる動作など、腰椎に負担がかかる運動を繰り返す
- 成長期のため骨が未発達である
- 長期間同じ姿勢でいる
- 重いものを持ち上げる
- 遺伝的要因(遺伝的に骨と骨の間が狭く、疲労骨折を起こしやすい体質である可能性がある)
腰椎分離症の一般的な対策
腰椎分離症の治療法は、症状の程度や年齢、生活習慣によって変わってきます。一般的には以下のようなものがあります。
①痛み止めを服用する
②電気療法などで血行を促進し、痛みを和らげる
③腰の筋肉を強化し、柔軟性を高める運動を行う
④コルセットを着用し、腰を固定する
⑤安静にする
これらは初期段階で試される治療法で、保存療法といいます。保存療法で症状が回復しない時には手術が検討されます。
どのくらいの期間で治るの?
分離の程度が軽度だったり、骨の再生能力が高い子どもの場合は比較的短期間で治癒する可能性が高いです。重症の場合には、半年以上かかることがあります。
腰椎分離症の治癒期間は、個人差が大きいですが、適切な治療を受けて正しい生活習慣を送ることで多くの場合症状が改善し、日常生活を送ることができるようになります。
ただき接骨院グループの施術法
まずは、腰椎分離症の原因を探るところから始めます。何が原因になっているか、様々な視点からカウンセリングを行い、導き出された答えに基づきお客様に合った最善の施術法を選択し対応いたします。
猫背・骨盤矯正
猫背・骨盤矯正は、当接骨院の独自技術であり、丁寧かつソフトタッチな手技による施術法です。姿勢の歪みを整え、身体のバランスを整えていきます。
ハイボルト
一般的な電気刺激とは違い、特殊な高圧電気を瞬間的に患部に当てることができるため、短時間でも痛みの軽減が期待できます。
鍼灸施術
手技や機器では届かない深部やピンポイントにアプローチする際に使用します。
注射鍼より極細の安全な鍼を使用しますので、痛みも最小限で施術することができ、痺れや痛みの軽減が期待できます。
筋膜リリース
筋膜と呼ばれる結合組織を緩める手技のことをいいます。筋肉が過度に硬くなり、癒着や緊張が起こる場合に有効です。
必ずあなたのお力になりますので気軽にご相談ください。