股関節痛
- 股関節がポキポキ音が鳴る
- 詰まり感があり上手く前後・左右動かす事が出来ない
- 歩く・走るの動作で痛みが強くなる
- ストレッチしてもほぐれない
- たまに神経痛のような痛みが走る
股関節痛とは?
股関節とは、いわゆる足の付け根といわれている場所にあり、骨盤と大腿骨を連結している関節です。
大腿骨頭は丸く出来ており前後左右に自由に動くことの出来る関節で、なおかつ体重を支えている重要な関節でもあります。
また、骨頭は非常に滑走性・弾力性がある軟骨が付着しており、摩擦や衝撃を減らす役割があり、なめらかな動きが出来るようになります。
しかし、何らかの負荷により擦り減ってきてしまったり、先天的な骨形成異常があると痛みを感じやすくなってしまったりと、日常生活に制限が出てくるようになります。
これを「股関節痛」といいます。
股関節痛の原因とは?
股関節痛の主な原因は、筋緊張性による原因がほとんどです。
一般的に股関節が硬いと痛みを出す要因となりますが他にも、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアなどの神経的所見で、股関節痛が出てしまうこともあるので鑑別が必要となります。
また主な症状では
- 変形性股関節症
- 大腿骨頭壊死症
- 関節リウマチ
- 筋緊張性
などが挙げられます。
ほとんどの場合は筋緊張性による痛みが多く、股関節を動かす筋肉としてとても重要な役割をになっているのが、「中殿筋」と言われる筋肉です。
中殿筋は主に、立つ・歩く・走る動作に使われ、ほとんどの動作に使われる程大切な筋肉になっており、オーバーユーズ・使わなすぎにより筋緊張が起きやすい場所とも言えます。
変形性股関節症の場合、先天的に臼蓋が形成不全であり、大腿骨頭の嵌まりが悪くなってしまい様々な組織に負荷をかけ痛みを出すようになります。
特に女性に多く股関節症(筋肉由来を除く)の80%は形成不全が原因と言われています。
ですので、主な原因がなくても年齢を重ねるとともに発症するケースが多いのです。
大腿骨頭壊死では、その名の通り骨頭が壊死してしまう病気ですが、骨頭の血液供給を受けている場所が外傷などで破断しだんだんと潰れ強い痛みを出すこともあります。
原因としては大腿骨頭の骨折・放射線・多量長時間の飲酒などが挙げられます。
このように筋肉の影響で痛みが出ることが多い股関節痛ですが、骨自体の変形や病気が原因で骨や筋肉に影響が出ることもあります。
股関節痛の施術法
股関節は、関節的には単純ですが筋肉の構造は複雑であり、変形や病気の可能性も考えヒアリングをしっかりと行います。
股関節は体の要とも言われる骨盤に近い所に位置し、骨盤の影響を受けやすい場所でもありあます。
先述では、筋肉的要素が強いと言いましたが、その要素が強くなる要因として骨盤の動きの悪さにあります。
当接骨院では、筋肉・筋膜調整の他に「矯正法」を用いたハイブリッド施術を行います。
矯正法とは股関節痛の原因でもある骨盤のズレを瞬時にアジャストし、可動域・柔軟性を高めていく施術法です。
痛みの根源である関節のズレを矯正することにより、元に戻ることなくスムーズな股関節本来の自由な動きとなり再発を防ぎます。
また、ストレッチや運動を行うことで、柔軟性の獲得が可能となります。
詳しくはアドバイスいたしますのでスタッフにお尋ねください。
股関節痛でお困りの方は。一度当整骨院にお任せください。